他人の意見を受け入れながら自分の思いを伝えるために

過去に積み重ねてきた思い込みを取り払い、
本当に自分がどうしたいかを相手に伝えるためにはどうしたら良いのでしょうか。

幼少期の人間関係のあり方は大人になっても続くけれど…
対人恐怖症克服前の”No”を伝えるコミュニケーションは戦闘態勢
などでも書いたように、以前の私は、
自分がイヤと思った事をイヤと伝えても大丈夫なんだと気づいてからも、
すぐには思ったことを伝えられるようにはなりませんでした。

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対人恐怖症など社会不安障害の人は、
自分の気持ちよりも場の空気や他人の意向を優先しがちです。

私は和を大切にする日本人同士の空気感は決して嫌いではありませんが、
それを優先して自分を抑え込みすぎていれば、誰だって病気になってしまいます。

私は、場の空気を乱さずに気持ちを伝える訓練を自分で実践していきました。
当時は「訓練している」なんて自覚はなかったですけどね。

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人のコミュニケーションを観察しながら学び直していった

以前の私は、何か言われたらすぐ「いいですよ、わかりました」
と言わなくてはならないと思い込んでいたため、
たとえ相手が何を言ったか聞こえてなくても、
言われたことの意味が理解できない時でさえも
「はい」と言ってしまうような、異常な状態でした。

自分以外の人がそんな変なコミュニケーションをしていないことに気づいてからは、
皆がどのように「No」と言っているか、
どんなふうに気持ちを伝えているかを観察するようになりました。

間違った思い込みによる間違ったコミュニケーションの仕方を、
大人になってから学び直していった
感じです。

穏やかな物腰でやわらかく、
それでいて伝えるべきことをちゃんと伝えている人がいれば、
それをよく見て覚えておき、
身近な人を相手に少しずつ真似してやってみたりしました。

一拍おいて自分の気持ちを確認してからでも全然遅くない

まずは、相手の意向より自分の本当の気持ちを確認しましょう。
何か聞かれたり誘われたりした時、すぐに返事をしなくても大丈夫。

一呼吸して自分の気持ちを確認します。
考えるようなしぐさをしたり、「う~ん…」と声に出して言ってみることで、
ほとんどの人は、あなたが「考え中」であることをくみ取り、待ってくれます。

もし考えても答えが出なかったり、その場で答えを求められたりしたら
「今決めることはできない。即決を求められるなら、答えはNoになります」
と、即答できない気持ちをそのまま伝えます。

即答しないことやNoと言うことで怒ってしまうような相手なら、
その人との人間関係は一旦手放しましょう。
いつもせかす人、同意されて当たり前と思っている人と無理に一緒にいても、
今のあなたには何も良いことはありません。

家族など切り離せない関係であっても、可能な範囲で距離をおきます。

(参考記事:友達って必要?一緒にいるのが苦しいなら独りだって良いじゃない

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「違う」と伝える時は、相手の気持ちを尊重して

「それは違うと思う」と伝えるのは勇気のいることですね。

でも、以前の私がやっていたような戦闘態勢になってのメッセージでは、
本当に伝えたいことが伝わりません。
(「なんか怒ってる」っていうのだけが印象に残ってしまう)

一度相手の気持ちに理解を示し、「なるほど、それはよくわかります」
「あなたはそう思うのですね、それも理解できます」
と、一度相手の気持ちを尊重してから
「私はそれ以外の選択もあると思っています」
などと言って、自分の心を伝えます。

「相手は相手の考え方」「自分は自分の考え方」
というのがあって当然だということを知り、
少しずつ自分の気持ちを伝える練習をしていきましょう。

意外なほど、誰も怒ったりしませんから。

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