境界性パーソナリティ障害の心の叫び【私を見捨てないで!】

境界性パーソナリティ障害(境界性人格障害)は、
特に若い女性に多い心の病気です。

最も特徴的なのは「見捨てられ不安」。

つまり、見捨てられたくないという強い不安を持っていることです。

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境界性パーソナリティ障害を持つ人の特徴

● 恋人や友達など、信頼できると思った相手にすがりつく
● 孤独感が強く、些細なことで見捨てられたと感じる
● 愛情の欲求が強く、恋人には常に自分のことだけを考える姿勢を要求する
● 年上の男性に魅かれる傾向にある
● 性的に逸脱した行為に走る(複数の男性とつきあうなど)
● 自傷行為(リストカット・薬物乱用など)を繰り返す
● 怒りが爆発すると止められない
● 衝動的な行動に走ることがある(買い物、過食、暴力、ケンカ、家出など)
● うそをついて職場や友達の人間関係を混乱させる

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なぜウソをつくの…?

境界性パーソナリティ障害を持つ人は、
私の上司だった美奈子さんのように、
ウソをついて人間関係をかき回し、混乱させることがあります。

なぜそんなウソをついてしまうのでしょう?

(美奈子さんが境界性パーソナリティ障害だったかどうかは不明です。)

境界性パーソナリティ障害を持つ人は、
人を自分の思い通りにコントロールしようとします。

これは不安を解消したいという気持ちから来るもの。

人を自分のコントロール下におくことで
見捨てられ不安を解消しようとしているのです。

人の心を読んでスキをついたり裏をかく能力に長けているので、
ウソに気づけないままでいると、
まわりにいる人は振り回されて人間関係が壊れてしまうこともあります。

本人にとっては、まわりの人同士はそれぞれ仲が悪いけれど、
自分はその中心にいて皆と仲良くし、
全員をコントロールできるという満足が得られるのかもしれません。

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境界性パーソナリティ障害になる原因は?

● 小さい頃からひとりで遊ぶことが多かった(他人との距離感がわからない)
● いじめや仲間外れを受けた(人間不信や強い見捨てられ不安がある)
● 虐待(身体的・精神的・性的など)を受けて育った

特に家庭内での虐待は、子供にとっては逃げ場がありません。
本来愛され保護されるべきはずである親からの虐待は深刻です。

虐待やいじめを受け、それが当たり前の世界で育つと、
大人になって自分を大事にしたいと思っても、その方法がわかりません。

人は、自分を大切にすることができてはじめて人を大切にできるようになるのです。

境界性パーソナリティ障害を持つ人の心の叫び

境界性パーソナリティ障害を持つ人は、
本来愛され守られて育つべき時期に満たされず、
愛情に飢えています。

食べ物に不自由する幼少期を過ごせば、食べ物に執着する大人に。
貧しいことでみじめな思いをして育てば、お金に執着する大人に。
そして愛情に飢えて育てば、愛に執着する大人になるのです。

自分の存在を確かめるために誰かに愛されたい。
誰かにどこまでも愛してほしい、
自分のことだけをいつまでも見ていて欲しい。

だけどどんなに求めても満たされない。
誰か私を愛して、存在を感じさせてほしい…。

境界性パーソナリティ障害を持つ人の心の叫びが聞こえてきそうです。

(参考:「境界性パーソナリティ障害の人の気持ちがわかる本」牛島定信監修)
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