うつ病の治療期間が長引くと、脳にダメージが残る!?

いつまで続くのか、出口が見えず、つらいうつ病…。

ですが、可能な限り短期間で治療してしまう必要がありそうです。

うつ病は、発病してから治るまでにかかる期間が長びくと、脳の記憶をつかさどる「海馬」にダメージをもたらし、記憶力が低下する可能性があるそうです。

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うつ病と脳の関係を調査

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オランダのアムステルダム自由大学医療センターと、米国南カリフォルニア大学ケック医学校を中心とした研究グループが発表した研究報告によると、うつ病が長期化すると、記憶力を低下させる可能性があることがわかりました。

9,000人を対象とする研究で明らかになったそうです。

<2015年7月2日:モレキュラー・サイカイアトリー誌掲載>

9,000人のうち、1,728人は大うつ病性障害(重度のうつ病患者)、7,199人は健康な精神状態の人で、MRI画像解析による比較調査が行われました。

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うつ病と記憶力の深い関係

研究の結果、うつ病の病歴が長い人・うつ病を発病した年齢が21歳以下で若かった人ほど、「海馬(かいば)」と呼ばれる脳の領域が小さいことがわかりました。

うつ病歴が短い人と健康な人との間では、海馬の大きさに差はみられなかったそうです。

※海馬とは、新しい記憶をつかさどる脳組織で、とても高性能である反面、デリケートで壊れやすく、酸素不足や強いストレスなどに弱い性質を持っています。

しっかりと休養をとり、早期治療に専念することが大切

ノンスタイルの石田明さんが最近うつ病だった過去を告白されていますが、石田さんは「うつ病だった当時の記憶がほとんどない」とも言っています。

海馬のダメージと何か関係があるのかはわかりませんが、あまりにつらすぎる事実を記憶させないための自己防衛反応なのかも知れませんね。

この研究結果でも明らかなのは、うつ病は長引かせて良いことは何もないということ。

うつ病には周囲の理解と休養、早期の治療が大切です。

「気の持ちよう」などと言って放置していると、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

うつ病かもしれないと思ったら、ストレスの原因をできるだけ遠ざけ、乱れた食生活や生活リズムを見直して、専門医を受診して診断書をもらうなどして、しっかりと療養してください。

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