岩手中2自殺で尾木ママこと尾木直樹先生ブログで怒りのメッセージ

またしても、いじめによる中学生の自殺事件が起きてしまいました。

岩手県矢巾(やはば)市の中学2年生、松村亮さんの尊い命が犠牲になりました。

亡くなった亮さんが発していたメッセージは、無視され続けました。

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松村亮さんは、学級担任との交換ノートである「生活記録ノート」に、いじめの事実がある事、「死にたい」という意思がある事などを明確に記録していました。

亮さんの「なぐられたり、けられたり、首しめられたり」しているというメッセージに対し、担任の40代女性教師は「それは大変、いつ?? 解決したの?」と回答したものの、「解決していません」という返信に対しては無視

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その後も
「もうつかれた。どうなるかわからない」
「先生、どうか どうか どうか 助けてください」
「氏(死)んでいいですか」
「もう市(死)ぬ場所はきまってるんですけどね」

という、明確な死のメッセージを書きつづった生徒に対し、
担任の教師は無回答だったり、「明日からの研修たのしみましょうね」などと、深刻なメッセージを無視するか読んでないかのような返信に徹していました。

「先生にはいじめの多い人の名前を教えましょう」
というメッセージには、「上から目線ですね」のひとことだけ…。

ポンコツはこの担任の女だけではありません。

校長は各メディアのインタビューに答えていますが、気持ち悪いほどの逃げ腰。

いじめについては
「まだあったともなかったとも…」

亮さんの死に対しては
「事故なのか自殺なのかも結論が出ていない」

生活記録ノートに明記されているいじめのメッセージについては
「(昨日読んだけど)そういうことが書いてあったか記憶してない」

といった調子で、何一つ明確な回答ができないボンクラのポンコツぶりでした。

いじめはつらいです。

いじめは心をえぐられるくらい傷つきます。

でも、同じくらい傷つくことがあります。

それは「無視されること」。

無視は、「存在してない」「いらない人間」と言われたのと等しい、
ことばのないことばの暴力なのです。

そして、亡くなった松村亮さんのメッセージは、無視され続けました。

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尾木ママこと尾木直樹先生も怒りの書き込み

教育評論家の尾木ママこと尾木直樹先生も、今回の件に関して、ブログで相当な怒りのことばを発しています。

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「驚くべき学校!これが現代日本の学校なのか!」
「生徒殺人学校!こんな学校が存在するのでしょうか」
「担任の見殺しも同然ではないですか」
「許し難い事件です」
「これは『教育殺人』?」
「こんな危険な学校 見たことも 聞いたこともありません!!」

などと、普段穏やかな尾木直樹先生には珍しく強い言葉で学校側の対応を糾弾しています。

子供は、本当に狭い世界で生きています。

小学生くらいだと「学校と家」が半々くらいの世界。

中学生・高校生の世界感は「学校」が9割くらいでしょうか。

学校で存在を否定され、無視されたら、自分の存在を確かめられる場所を失うくらい、子どもにとって学校の存在は大きいのです。

亡くなった松村亮さんにとって、このポンコツ女教師以外に、メッセージを発することのできる人はいなかったのでしょうか。

激しいいじめを、クラスの子供たちは何人も目撃しています。

その子供たちの親の中にも、子どもを通していじめの事実を知っている親はいました。

亮さんは、その全員から無視されました。

男の子は特に、いじめられている事実を親に話したがりません。

親がいじめの事実を全く知らないまま亡くなっていったというケースは、本当に多いのです。

親は、「自分が最後の盾となって子供を守る」くらいの気持ちで生きているのに、自分に相談してくれないのはつらいですが、子供は子供で「親にだけは心配かけたくない」と思っていたりします。

それは、子供が「自分がいじめられていると知ったら、親は自分と同じくらい傷つく」と知っているからかもしれません。

松村亮さんのご両親は離婚しています。

当初お母さんと一緒に暮らしていた亮さんは、「お父さん、一人でさみしくないかな」と、離れて暮らす父親のことを心配し、「お父さんのそばにいてあげたい」と、東京から岩手に転居してきた経緯があります。

大好きだったお父さんに心配をかけたくなかったのでしょうか?

心配をかけないために選んだ最後の手段が、電車に飛び込むことだったのでしょうか…?

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2件のコメント

  • もふもふ先生

    対応が不十分だったとは思うけど、ノートでのやりとりだけで決めつけるのはどうかな?自分だったらそんな記入に対してノートで返信することはせず、直接話を聞くかな。この担任がどうだったかは報道されてないけど、ノート感謝の言葉あったから話聞いてたと思ったよ。ちょっと取材しただけで担任や学校を悪者にしたてあげるマスコミのやり方もまた「いじめ」だね。

    • hanako

      もふもふ先生さん、コメントありがとうございます。

      >ノートでのやりとりだけで決めつけるのはどうかな?
      >マスコミのやり方もまた「いじめ」だね。

      確かに、私の記事はマスコミの報道を鵜呑みにしたもので片寄りがあるし、担任の女性も苦しんでいるであろうことは想像しています。
      また、「自分が担任だったら阻止できた」などと自信を持って言うこともできません。
      ただ、あれだけ明確なメッセージを発信していたのに、親にも「いじめられてつらいから学校に行きたくない」と言っていたのに、最悪の事態を阻止できなかったことに対して、悔しさや腹立たしさがこみ上げてきます。

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