うつ病になる人の食事、実は栄養不足で肥満になりやすい

うつ病というと、食欲もなくなりやせてげっそりしたイメージですが、現実は肥満率がとても高いのだそうです。

「うつ病になると肥満になる」のか、それとも「肥満になるとうつ病になりやすい」のか…。

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国立精神・神経医療研究センターの今泉博文によると、うつ病になりやすい人・うつ病にかかっている人の多くは、太りやすい食事をする傾向にあるということがわかっています。

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肉類・炭水化物が多い食事

もともと、肉類や炭水化物をとりすぎる傾向が高いのではないかと考えられます。

野菜や果物・魚類が少なく、肉類・炭水化物が多いと、精神的なバランスを保つために最低限必要な栄養素が不足することに…。

栄養バランスが悪いと、イライラしたり不安な気持ちになり、精神疾患を引き起こす要因になるとも言われています。

(関連記事:【うつ病予防に効く食事】必須栄養素がそろった地中海料理

夜眠れず、夜食が増える

睡眠障害などで夜眠れなくなるのは、うつ病の典型的な症状のひとつ。

夜起きていると、当然お腹もすいてしまいます。

ところが、夜食のために「バランスのとれた一汁三菜」を用意する人はあまりいませんね。

夜食となると自然に糖質・油分の多いスナック菓子や洋菓子を食べてすぎてしまうことも多いのでは?

不安な気持ちや満たされない心を埋めるために、必要以上に食べてしまうということもあります。

(関連記事:原因不明の体調不良と精神状態を間食と砂糖の見直しで改善

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気力がなく、朝食を抜いてしまう

うつ病傾向が出てくると、無気力状態におちいります。

朝ごはんは大切だとわかっていても、体を動かす気力もないため、ついつい朝食抜きの生活に…。

朝食を抜けば、飢餓状態におちいった体が昼食・夕食で得られるエネルギーをできるだけ体に蓄えようとします。

また、食事の間隔を開け過ぎてしまうとイライラしやすくなり、ストレス耐性が弱まると言われています。

(関連記事:うつ病予防と心の回復力【 レジリエンス】の鍛え方と食事方法

まじめすぎる性格が肥満食を招く

うつ病になりやすい人は、とにかくまじめで自分に厳しい傾向があります。

そのため、「○○が体に良い」と聞くと過剰にその食品を食べすぎたり、「食事回数を減らす健康法がある」と聞けば、どんなにお腹が空いても決められた時間まで食べなかったりなど、極端になりすぎることがあります。

抗うつ薬の副作用

実際にうつ病と診断され、処方される抗うつ剤の中には、副作用で太ってしまうことがあると言われています。

長期にわたって抗うつ薬を服用している方は、主治医に副作用の確認と対策についての相談をおすすめします。

ひとりで食べる傾向にある

うつ病状態では、人間関係が遮断されるため、一人で食べる傾向にあります。

ひとりで食べる食事は、ワンディッシュにしてしまうなど、手抜きをしてしまうことが少なくありません。

手抜きのワンディッシュは、肥満になりやすい食事の一つでもあります。

(関連記事:ダイエットが成功しにくい理由と効果的な食事方法

うつ病予防・肥満改善のために心がける食事のポイント

● バナナ1本・野菜ジュース一缶でも良いから朝ごはんを食べる
● 魚や野菜、アマニ油などを食卓に取り入れる
● 日中軽い運動などを取り入れて夜早く眠れるようにする
● 家族が積極的に一緒に食事するよう心掛ける

食生活は、心の健康と深いかかわりがあります。

「お腹がいっぱいになれば良い」と言う投げやりな食事ではなく、まずは「食事によって自分を大切にする」ことから始めてみましょう。

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