【子供は聞いてる・覚えてる】何でもほめて育てろとは言わないけれど…

子供はほめて育てた方が良いのでしょうか?

それとも、ダメなものはダメ、下手なものはヘタ、と現実を教えて育てた方が良いのでしょうか?

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子供は母親のことばに一番傷つくのかもしれない…?

先日、小学校中学年の子供の公開授業(授業参観のようなもの)で、図工の授業を見に行ってきました。

授業では、子供たちは思い思いに絵を描いていました。


しばらく見ていると、私が立っているすぐ近くの席の女の子が、こちらの方を何度もチラチラと見上げるのに気が付きました。

どうやら私のとなりに立っている女性がその子のお母さんだった様子。

女の子は、一筆描いてはお母さんに「ママ、どう?」と目で言っているかのようでした。

「お母さんが見に来てくれてうれしんだな、かわいいな」とほほえましく思って見ていたのですが、なんだか様子が変です。

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その女の子のお母さんが、絵を描く自分の娘を見ながら、

「あ~~ぁ」
「うわ~」
「もう…」
「見てらんないわ」

と、ブツブツ言っているのが聞こえてきたのです。

小学生の子供が描く絵ですから、そりゃ大人が見ればへたっぴです。

でも、他の同級生の子供と比べて特別下手な絵を描いているようにも見えず…。

「こんな近くで言ったら本人に聞こえちゃう…」と心配しているうち、その女の子は筆を置き、動きを止めてうつむいてしまいました。

さっきまで楽しそうに筆を動かしていた手が、今は顔を覆っています。

初対面のお母さんに対して大きなお世話だと思いながらも、「お子さん、泣いてしまわれましたよ…」と言うと、そのお母さんは「いいんですよ、あの子いつもあんな調子だから」と言って、立ち去って行ってしまいました。

女の子は、お片付けの時間になってもずっと泣き続けていました。

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けなされるのとほめられるのでは、やっぱりほめられた方が伸びる

「ほめて育てる」には、良い面もあれば、ほめ方や褒める場面を間違えたり、めったやたらにほめ過ぎることで起こる弊害もあり、賛否もあると思います。

けなされた経験が悔しさを刺激して伸びる場合もあるでしょう。

でも、私自身の経験から言うと、絵に関しては、ほめてもらって伸びたと思っています。

私は小さい頃から絵を描くのが大好きで、いつも絵を描いていましたが、おばあちゃんも両親もいつも「上手だね」と褒めてくれたことをよく覚えています。

中学生になっても高校生になっても絵を描くのが好きなのは変わらず、今も趣味で時々描いています。

絵で稼げてるわけじゃないですが、色々な場面で助かることもあるし、何より歳をとっても絵を趣味として楽しめる人生で良かったと思っています。

小さい時に、身内の大人の誰か一人でも「絵ヘタだな~!」なんて(本当のことを)言う人がいたら、描き続けてなかったかもしれません。

公開授業で泣いていた女の子は、まだ未完成のあの絵をこれからどんな気持ちで仕上げるのでしょうか。

「もうこんな絵描きたくない」と思うのか。

可能性は低いけど、「ママがほめてくれるような絵に仕上げてやる」と思うのか。

答えは、「ホンマでっか!?TV」の崎雅保先生のことばにがあるのではないかと思います。

「将来仕事などに恐がらずどんどんチャレンジする子になってほしければ、楽しさから教える。」

図工も同じだと思います。

ほめられるというのは、楽しい体験です。

「頑張ればほめてもらえて、楽しい気分が味わえる」という経験は、新しいことへの意欲を育てるでしょう。

逆に、図画以外の新しいことに挑戦する時も、「どうせまたママに『見てらんない』って言われる」と思ってしまったら、意欲的な子供に育つ機会を奪ってしまうのではないでしょうか…?

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