SSRIなど向精神薬の副作用で、うつ病を双極性障害にされる?

従来の薬より副作用が少ないと言われ、現在の精神科治療でかなり処方が増えていると思われるSSRI。

でも、「副作用が少ない」=「副作用がない」という意味ではありません。

長期にわたって服用し続けたり、知識の乏しいドクターの診断で本当はうつ病なのに双極性障害にされてしまったり、多剤服用で最悪の結果を招いているケースもあるようです。

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過去記事「うつや対人恐怖症によく処方される【SSRI】に副作用はある?」では、「暴力的になったり自殺願望が高まる」などの副作用について書きましたが、実際服用している患者の間では、深刻な副作用に悩む人が少なくないようです。

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2015年6月19日の毎日新聞(Onlilne)に掲載された記事、
『「SSRI」使ったうつ病治療で副作用 多剤併用で症状悪化も』
によると、双極性障害と診断される人が急増している背景に、SSRIの処方による誤診が関係している可能性があるというのです。

記事の概略は、うつ病の女性がSSRIの副作用によって攻撃的で衝動的な性格になり、(本当は副作用なのに)双極性障害と誤診されて薬を増やされ、さらに行動に異変をきたし、妻の異常行動を恐れた夫から離婚されてしまった…というもの。

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うつ病と双極性障害は症状がかぶる部分が多く、誤診を招きやすい病気です。

症状が似ていても、実際は全くの別物。

治療法もかなり異なるため、誤診を受ければ、毎日新聞の記事の女性のように人生を壊されてしまうことだってあります。

向精神薬の恐ろしい副作用を、私たちのような一般人が毎日新聞みたいな記事で目にするということは、医療業界ではすでに常識となっているはずではないでしょうか?

向精神薬の悲惨な副作用がこれだけ問題視されている中、なぜ処方され続けるのでしょうか?

理由は簡単。

「もうけ」が全然違うからです。

「Dr.倫太郎」というテレビドラマがありました。

ドラマでは、患者ひとりひとりと真剣に向き合い、患者に寄り添い、心に刺さった針を抜くように丁寧に治療していく倫太郎と、すぐ薬を処方して「ハイ次!」という教授との治療姿勢が対照的でしたが、現実の精神科では教授のような治療方法が圧倒的多数です。

診療時間をできるだけ短くして回転を良くすること、そして薬を(できるだけたくさん)処方すること。

これが病院の収益です。

倫太郎のような治療をしていては時間がかかるし、もうからないのです。

(関連記事:「【製薬・医療業界の隠れた常識】治せる薬は儲からない!」

精神科医の銀谷翠先生は、薬を処方せず食事指導で改善をはかる治療をすすめようとして、「ちゃんと薬を処方しろ」と上から怒られたそうです(著書「薬を抜くと、心の病は9割治る」参考)。

薬の処方が多いだけでなく、諸外国と比べて精神科の入院日数が異常に長いことでも知られる日本の精神医療は、もうけ主義から離脱できない限り良い方向に進展していくことはないでしょう。

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