うつ病の予防と治療・改善に運動療法が効果的な理由とは…?

うつ病の予防と治療の一環として、運動療法が効果的であるということは、以前から言われていました。

では、なぜ運動がうつ病予防・改善につながるのか…?

最近になってそのメカニズムが解明されつつあるようです。

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順天堂大学の堀江重先生によると、最新の研究では、運動することによって脳の神経細胞が新しく作られていくということがわかってきているそうです。

脳の中で、記憶をつかさどる「海馬」の中の神経が、運動によって再生しやすくなるのだとか。

今まで私たちは、体の中でも脳細胞だけは特殊で、脳の神経細胞には再生能力がなく、新しく生まれてくることはないと教わり、そう信じてきましたが、どうやらそれが脳の全てではないらしいのです。

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運動にはストレス耐性を強化する働きがある

運動がうつ病を予防すると言える理由のひとつには、運動することで男性ホルモンであるテストステロンが分泌されやすくなるというところにあります。

テストステロンには、うつに対して抵抗する力や、うつにつながるストレスに対して抵抗する力があるということがわかってきています。

また、脳の中で分泌されるBDNFという因子には、神経に栄養を送り届ける作用があり、この因子の働きが運動によって活性化させられるため、うつ病の予防・改善効果があると考えられているのです。

無理に運動をすすめないで

うつ病患者の家族にとっては、患者の症状が少しでも改善するなら…と、効果を急ぎ、あせる気持ちになるのは自然のことと思います。

ですが、うつ病の患者を焦らすようなことは避けるべきです。

運動がうつ病改善につながるのは事実ですが、本人が自然にそういう気持ちになるまで、決して急がせたり焦らせたりすることのないよう、ゆっくりと見守っていくことが大切です。

少し外に出られるようになったら、軽く体を動かしたり、体操をするなど、簡単なところから運動療法を始めてみましょう。

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