乳酸菌と酵母で発酵された乳酸菌飲料に、人の心をリラックスさせる効果があることがわかりました。
身近な飲み物、乳酸菌飲料で、体の中もきれいになって、心もすっきりリラックスできるなら、こんな良いことはありませんね!
日本生理心理学会大会で発表された、カルピス株式会社発酵応用研究所の研究によると、「乳酸菌と酵母」によって発酵した乳酸菌飲料の香りに、自律神経に働きかけて不安感を和らげる働きがあることがわまりました。
(久留米大学文学部心理学科 津田 彰教授との共同研究によるもの)
今回の研究で明らか期なったのは、リラックス効果をもたらすのは、乳酸菌単独ではなく「乳酸菌と酵母」によって発酵した乳酸菌飲料であることがポイント。
独特の香りが発酵乳のおいしさを引き立てること、さらに、心身にリラックスをもたらす自律神経・副交感神経に働きかけて活性化させ、日周リズムの改善や不安感を和らげる効果が確認されています。
これにより、不安感が軽減するという結果も。
さらに、ストレスを強く感じている人においては、この香りによって心拍数の上昇も抑えられることがわかっています。
ストレスマネジメントは、日常生活や食事、運動など多方面からの総合的なアプローチで体と心に働きかけることが理想ですが、身近な食品でストレスを軽減させ、リラックスさせることができるのはありがたいですね。