【双極性障害】脳、遺伝、親との関係、環境、ストレス…原因は何?

双極性障害にかかる原因として現在考えられているものはいくつかありますが、明確な原因の特定には至っていません。

ですが双極性障害にかかった人に共通する環境や傾向などは存在します。

これらを知っておくことは、病気の再発防止にもつながりますので、思い当たるものがあったら避けられるものは避け、改善できる環境は変えていきましょう。

0209

遺伝子によるもの?

双極性障害は、同じ家系で発症する確率が高いこと、また、一卵性双生児において、一方が双極性障害を発症した場合、もう一人も発症する確率が60~80%と非常に高いことから、遺伝的な要素が存在する可能性が指摘されています。

しかし、遺伝子のどの部分が双極性障害の発症と関わっているのかについては解明されていません。

幼少期の環境・親との関係

他の多くの精神疾患と同様、ネグレクトや虐待、愛情不足など、幼少期の環境や親との関係なども原因のひとつと考えられます。

幼少期に必要な愛情を受けることができないと、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンなどの分泌が阻害され、かわりにコルチゾールと言うストレスホルモンの分泌が活性化されます。

コルチゾールの増加は、脳の細胞にダメージを与え、記憶や感情をつかさどる脳の組織である海馬を委縮させてしまうことがわかっており、双極性障害の発症と何らかの関係性があるのではないかと考えられています。

スポンサー リンク



神経伝達物質の働きに不具合がある?

双極性障害では、もう一つの幸せホルモンと呼ばれるセロトニンなどの神経伝達物質が、うまく機能していない状態にあることがわかっています。

セロトニンなどの神経伝達物質が正常に分泌されていても、それを受け取る受容体の方になんらかのトラブルがある場合、幸福感や満足感などの情報が正しく伝わらなくなってしまいます。

この受容体が持つなんらかのトラブルが原因ではないかと言う考え方もあります。

 

睡眠不足や生活のリズム、ストレスなどが原因?

ストレスや睡眠不足などが発症の原因になるとも言われています。

夜更かしや睡眠不足が続くと、睡眠をつかさどる脳内物質メラトニンの分泌量が減ってしまいます。

メラトニンには、夜暗くなれば睡眠を導く働きや生活リズムの調整、抗酸化やNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させ、老化防止や痴ほう症を予防するなどの働きがあります。

メラトニンの分泌量は、原料であり、精神を暗転させる働きのあるセロトニンの分泌量とも相関関係があると言われています。

メラトニンやセロトニンの分泌量が減り、精神状態が不安定になっているところに何らかのストレスを受けることで、精神的なダメージをより受けやすくなり、発病につながることがあると考えられています。

スポンサー リンク



なぜか急増する双極性障害、原因は向精神薬?
SSRIなど向精神薬の副作用で、うつ病を双極性障害にされる?

うつ・対人恐怖症など心の病気と食生活の深い関係

うつ病と双極性障害、症状は似ていても脳に明らかな違いが!

双極性障害・統合失調症の遺伝子は芸術性・創造性の延長上に…

子供の注意欠如・多動症(ADHD)の意外な原因・殺虫スプレー

スポンサー リンク
 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ストレスマネジメントへ
にほんブログ村


ストレス ブログランキングへ

コメントを残す