中学生・高校生で対人恐怖症傾向が出るのは自然の成長過程かも

思春期と呼ばれる中学生・高校生くらいの年頃に、対人恐怖症・視線恐怖症・醜形恐怖症のような症状が出ることは、実は珍しいことではありません。

他人と自分との距離感や関係のあり方を模索する成長過程において、対人関係に悩み苦しむのはある程度自然のことと言えます。

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中学生・高校生くらいの時期に出る自己臭妄想・自己視線恐怖症・醜形恐怖症・忌避妄想・対人恐怖症などの特徴を持つ精神疾患に対しては、「思春期妄想症」という症状名もつけられています。

程度の差こそあれ、この年代であれば誰もが通過する成長過程とも考えられます。

ただしこれもまた日本独自の「臨床疾患単位」なのだとか…。
(関連記事⇒対人恐怖症は日本人特有の症状って本当?遺伝子が原因?

参考:Wikipedia

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対人関係に悩むから思春期とも言う

中学・高校生時代は、家庭という小さな単位の中の、親・兄弟との関わりが最大の関心事であった小学生までの時期を脱して、友達やクラスメイトとの人間関係が何よりも大切なものになってきます。

恋愛感情も芽生えてくるので、当然異性からの視線も気になります。

他の人(特に学校の友人・クラスメイト)が自分をどう思っているか、どんな目で見られているか、自分は誰かにとって必要な人間かなど、他者と自分との関係に非常に敏感になる年頃です。

にもかかわらず、まだ価値観の多様性や社会のグローバル性など広い見方がついてきてないので、とても狭い世界での自分への一時的な評価を気にしすぎてしまうことも。

ほとんどの場合は、成長とともに視野が広がり、人間関係に対する見方も変わって、徐々に気にならなくなっていきます。

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学校やクラスとは全然違う世界、価値観があることを知るのも大切

ただし不登校などの深刻なケースにおいては、成長を待ってなどいられないことも…。

症状が深刻になると家族もつらいですが、一番つらいのは本人です。

本人が一番、殻の中から抜け出したくてもがき苦しんでいます。

「学校に行かなきゃダメじゃない」
「このままじゃダメ人間になっちゃう」
「負け組でもいいの?」
などと言って追い詰めないで。

家族は最後の砦です。

どんなことがあっても見放さない、見守っている、あなたが何者であっても大切なんだという姿勢を見せてあげてください。

今、本人が一番必要としているのは「何があっても受け入れてもらえる場所」なのです。

まずは家族がものの見方を変えていくところから始めてみましょう。

「学校やクラスの人間関係がダメ=自分の人生がダメ」ではなく、人生にはいろんな考え方や生き方があることを知り、いろんな可能性があることを知ってください。

転校や高校卒業資格という選択を考えることは決して「逃げ」ではなく「可能性」です。

全く違う環境に身を置くことで、今までの自分とは違う自分を見出すことも可能です。

なぜ「対人恐怖症は治らなくていい」と考えると改善するの?
でも書いたように、いったん「xxでなくてはならない」という考え方を手放すことによって、視界が広がり、別の考え方ができるようになることもあるのです。

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