なぜ「対人恐怖症は治らなくていい」と考えると改善するの?

「対人恐怖症をなるべく早く自力で克服するための考え方」では、早く治したかったら「治したい」と強く思う心を一旦手放すのが良いと書きました。

なぜ治りたいのに、「治らなくて良い」と思ったほうが良いのでしょうか。

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昔からことわざにも「押してダメなら引いてみな」というのがありますね。
どんなに頑張ってアプローチしても振り向いてもらえなくて、あきらめたとたんに向こうからやってくる。

これ、男女の関係に限らず色々な場面で起こります。

探し物がどうしても見つからないくて、あきらめて新しいものを買った途端にソファの裏から出てくる…なんて、私の家ではしょっちゅう(笑)。

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なぜ「執着心を捨てると手に入る」のか

「押してダメなら引いてみな」の他に、「執着を捨てると手に入る」という言葉もよく聞きます。

人間は執着していると視野が狭くなり、冷静な目で客観的に見れば簡単にわかるはずのことが見えなくなってしまうことがあります。

追いかけている彼(彼女)に執着していると、自分がどんなアプローチをしているのか客観的に見えなくなる。
彼(彼女)のことも、自分のことも、相手との距離感も何もかも客観的に見えなくなる。

ところが引いてみたとたんに視界が広がって冷静に全体を見ることができるようになり、「この人じゃなくてもいい人はいっぱいいる」という根本的なことに気づいたりする。

だから探し物もみつかるし、手に入らないと思っていたものが手に入ったりするんですね。

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「対人恐怖症ではダメ」と強く思うことが、対人恐怖症をより強く意識する結果に

私は神経症だった当時「対人恐怖症ではだめ、治さなくてはダメ」と強く思っていたし、「神経症にかかっている期間は人生のロス、全くの無駄な時間」と思っていました。
(今はあの時の自分があるから今の自分がある、と思っていますが)

この「対人恐怖症の自分ではダメ」が、対人恐怖症を治したいという想いへの執着となり、かえってずっと対人恐怖症のことを考えてしまう結果となっていたのです。

対人恐怖症の自分を強く否定する心が、よけいに対人恐怖症の自分を意識してしまう。
症状を強烈に意識に焼き付けてしまう。

だから苦しいんです。

恐怖症は、そのことを考える時間が長ければ長いほど、思いが強ければ強いほど、恐怖心が増してしまいます。

治したいと思う心が、余計に症状を悪化させたり長期化させてしまうのです。

だから、その思いを手放す必要があるのです。

手放すためには「別に治らなくていいや」「今の自分でいいや」と思うことが必要です。

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すぐには難しいかもしれません。

はじめは、「治さなくては」という考えにとらわれいる自分に気が付いたら
「まあいいか」と一旦想いを断ち切るところから始めてみて下さい。

執着している自分に気づいたら「いったん別のことを考える」。

治したいという気持ちへの強い執着を手放すことは、対人恐怖症のことを考える時間を短くすることにつながり、必ず症状改善につながります。

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