断捨離とは、物と連動した不快な思い出を断ち切って捨てること

私は断捨離が苦手です。

「まだ使えるから」「もったいないから」と、何年も使っていないものでも惜しんで捨てられないタイプ。

そんな私が、先日「まだまだ使えるパジャマ」を捨てました。

それは、パジャマに染みついた思い出との別離でした。

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大人になった今も姉に逆らえず押し切られる

私は、自分の姉が嫌いです。

理由は、幼い頃の姉からのイジメによって、私の人生の前半が壊されてしまったから。

(姉と私の人間関係に関する要約はこちら)

そして、姉は私をいじめたことなど記憶にもとどめてないこと、私と姉の間には、今もはっきりとした上下があって崩すことができていない、そもそも馬が合わない等の理由で、大人になった今でも姉のことが嫌いです。

今から10年ほど前になりますが、お正月に家族で実家に帰省していた時のこと。

姉と、姉の家族も帰省してきていました。

皆で買い物に行った大型スーパーで、何を思ったのか姉が突然「パジャマを買ってあげる」と私に言いました。

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すでに充分な数のパジャマを持っていた私は「えっ、そんな、買わなくていいよ」と言ったのですが、姉は「遠慮しないで、大丈夫だから」と、なぜか私が「遠慮している」と勝手に決めて、色もデザインも全て自分で選んだ自分用と私用の2着のパジャマをレジに持って行き、さっさと会計を済ませてしまったのです。

そのパジャマは、厚手のパイル地のもので、とてもかさばる物でした。

車とは言え、できるだけ身軽になるよう、工夫して荷物を減らして来ているのに、スーツケースの3分の1を占領してしまうほどの分厚いパジャマ。

寒い日の多い実家では重宝するかもしれないけれど、東京のマンションでは暑苦しいだけのパジャマ。

自分の好きなデザインでも好きな色でもないパジャマ。

しかも、なぜか姉と色違いのおそろいのパジャマ。

そのパジャマを着るたびに、「私の意思を無視して押し付けられたパジャマ」などと、不快な思いがよみがえりました。

着て寝ると夜中に汗をかいて目が覚めるし、「私は全然喜んでないのに、姉は『買ってやった』と自己満足している」と思うと、怒りがわいてくる。

「大人になっても姉に押し切られる私」という図式にイライラがつのる…。

それでも私は、10年間そのパジャマを使い続けました。

着るたびにこみ上げてくる複雑なな想いをかかえながら。

捨てなかった理由はただ一つ。「使えるものは大切に使うべき」と思い込んでいたから。

いや正直に言うと、ドケチだったから…w。

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「もったいない」が心の重荷を増やすなら、いっそ捨ててしまおう

そんな私も、やっと気が付きました。

「断捨離」をする判断基準とか、こんまりさん(近藤麻理恵さん)の「ときめき」を感じる物を残し、「ときめかないものとお別れする」って意味が分からない、とずっと思っていたのですが、そんな私でも「持っていることで気分が悪くなるもの」ならわかります。

その代表的なものが「姉から渡されたパジャマ」でした。

連動した思い出は最悪、着心地も全然良くないパジャマを、もったいないからと、着るたびにムカムカしながら使い続けていたわけですから、「捨てるという選択肢がある」と気が付いた時には、とても気分が軽くなりました。

断捨離って、人によって基準が違うと思います。

スッパリ決別できるタイプの人、私のように「まだ使えるから…」とダラダラとっておいてしまうタイプの人。

でも、一つだけ言えるのは、たとえもったいない派の人でも、「それを持っているだけで不快な思いがよみがえる」品物は、捨ててしまった方が良いという事です。

もったいないものでも、高価なものでも、それと連動した想いが、使う都度、見る都度、自分の心を傷つけるような物は、この際きっぱり捨てましょう。

10年かけて、やっとそんな当たり前のことに気が付きました。

パジャマさん、ご苦労様でした。

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10年間私の思いを受け止めてくれてありがとう。

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2015-12-22 断捨離とは、物と連動した不快な思い出を断ち切って捨てること はコメントを受け付けていません。 心が楽になる考え方