攻撃的な子供に育つことと親の育児姿勢の関係が明らかに…?

保育園や幼稚園、小学校に必ずいる、攻撃的な子供。

その攻撃性は、中学生になっても高校生になっても、あるいは社会人になってさえも、形を変えて存在し続けるのかもしれません。

子供が攻撃的になる原因は…?

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アメリカ・ミネソタ大学で行われた調査によると、攻撃的で反抗的な性格は、幼い頃の母親の育児姿勢と大きな関係がある事がわかりました。

子供の攻撃性は、持って生まれた性格そのものと言うよりは、乳児期から幼児期にかけて、母親が育児に積極的に関わろうとしなかった場合、つまり、育児に対する冷たい姿勢が強い場合に、そのような性格の子供が育つ可能性が高いのだそうです。

「育児に積極的でない」とは、あまりかまってあげない・世話をしてあげない・対話をしないなど、ネグレクトにつながるような育て方だけを指すものではありません。

子供に対して不機嫌になることが多いなど感情的な育児」や、「手荒で乱暴な育児」なども含まれます。

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親の育児に対する冷たい姿勢は悪循環を招く

母親の育児に対する冷たい姿勢は、早期のうちに子供の性格として表れてくるようです。

母親が冷たい家庭の子供は、ごく幼いうちから気性が荒く怒りっぽく、乱暴な行動が目立つようになるため、その子供によってイライラした母親の態度はさらに冷たいものとなっていき、子どもはそれに反応するかのように、また攻撃性を増していく…。

子供の年齢が進んでいるほど、修正は難しくなっていってしまうようですね。

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他人ごとと避けて通れないネグレクト家庭の社会への影響

自分自身は育児に前向きに参加し、子どもと向き合ってきたから大丈夫…と思っていても、避けられないのは社会生活。

保育園・幼稚園、小学校、中学校と、子供の社会は早くから始まっています。

「このクラスには意地悪な子がいるから」と避けようとしても、どこのクラスにも、どんな社会にも必ずと言っていいほどいじめっ子や乱暴な子供の一人や二人はいるものです。

前述の研究を主導したニューヨーク大学のローバー博士は、育児に積極的になれず、目の行き届いた子育てが困難な家庭への支援制度の充実が大切だと考えています。

家庭での育児という密室空間での問題を社会全体で改善させていくことは難しいですが、原因がはっきりしたのであれば、対策の道筋も立てやすいというもの。

身近に、育児に困難を抱えているママがいれば、最初に手をかけることで後々楽になるという事実を伝えてあげるのも、私たちにできる小さな一歩なのかもしれません。

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5件のコメント

  • 匿名

    1955年から1965年ぐらいの生まれの人たちは、子供達は、犬のポチみたいな扱いしかされてないから、それを同じようにする傾向がある。

    • hanako

      こんにちは。コメントありがとうございます。
      1955年~1965年くらいの生まれの人たちにも、いろいろな家庭で色々な育てられ方をしていると思うので、一概には言えませんが、戦後10数年くらいしかたっていないことを考えると、子育ては大変な時代だったと言えるかもしれませんね。
      犬のポチような扱いというのはよくわかりませんが、皆生きるのに必死だったのでしょう。

  • 匿名

    落ち着きのない子。
    「おじゃまします」を言わない子
    まっく挨拶をしない子
    やたらとお菓子をねだる子。
    勝手に冷蔵庫を開ける子。
    帰る時間だと伝えても帰ろうとしない子。

    我が家に遊びに来る小学校の子供たち。

    躾がなってないのか、障がいがあるのか、性格なのか。

    記事を読んで、家庭環境かもしれないと考えました。

  • 前美恵

    育児は母親だけもの問題ではなく父親にも責任があると思います。文章から母親のみ書いておりまして責任を母親のみに当てているように思えて読んだ人に誤解を与える可能性があるのでどうにかしていただきたく思います。

    • hanako

      当記事は、私の個人的意見を述べたものではありません。

      調査を行ったのはアメリカ・ミネソタ大学であり、研究を主導されたのはニューヨーク大学のローバー博士です。
      私はそのレポートを記事にしただけです。
      私個人の意見でミネソタ大学の調査結果を書き換えるようなことはいたしません。

      詳細については論文が出ていると思いますので、調べてみていただければと思います。

      個人的には当然育児は父親からの影響もあると考えますが、必然的に一緒にいる時間が長くなる母親からの影響は計り知れない、ということなのではないでしょうか。

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