うつ病と不安障害は別物なの?違いは何?

「うつ病」と「不安障害」。

人と関わるのを避けたり、何でもないはずのことに対し、過剰にストレスを感じる。

少し前まで元気だったように見えた人が突然暗く沈んでしまう…。

類似点も多く、「何が違うの」?と思われる方も多いことでしょう。

でもこの二つは、発症となる原因も症状も、全く違うものなのです。

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うつ病の原因

うつ病は、まじめで、何ごとも自分で責任を持ってやりとげる、いわゆる「デキる(というよりやりきってしまう)」タイプの人がかかりやすい病気です。

几帳面で、「適当」や「いい加減」で済ますことができず、自分一人で物事を抱え込む傾向も。

義務を果たし過ぎ、頑張りすぎた結果として発病するのが典型的です。

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不安障害の原因

不安障害の原因は様々です。

幼少期の家庭環境や、幼い頃のいじめ体験(対人恐怖症などの社交不安障害)、顔の特徴を指摘されたことなどから始まる外見への異常なこだわり(醜形恐怖症視線恐怖症)、過去の天災や事故などの経験からくる予期不安(パニック障害など)、遺伝によるものなどが考えられます。

ちなみに対人恐怖症だった私は、基本適当でいい加減な性格で、責任感もそれほど強い方ではなく、うつ病患者の特徴は薄いです。

※幼少期にいじめを受けた人はうつ病にかかりやすいと言うデータもあり、いじめについては、うつ病と不安障害の共通因子と言うことができます。


うつ病の症状

うつ病の症状で典型的なものは、以下のとおりです。

● 不眠
● 食欲不振
● 無気力
● 異常な疲労感
● 集中力の低下
● 以前好きだったことを含め、何をやっても楽しめない

など。

他に、腰痛や胃痛、背中の痛みなど、痛みの症状となって現れる「仮面うつ」もあります。

不安障害の症状

原因と同様、不安障害の症状も様々です。

対人恐怖症であれば、人との接触場面において極端に不安になりますが、身内に対しては症状が全く出なかったりなど、どのような条件で症状が出るかも人それぞれです。

人と接触せず一人でいられるときは、何かに没頭することもできます(無気力ではない)。

パニック障害などでは、パニック発作が起こる場面(電車に乗る・狭い空間に入るなど)以外では、普通に生活することができます。

不安障害からうつ病を併発することはありますが、うつ病からの不安障害発症というケースはあまり無いようです。

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うつ病と不安障害の治療

自己否定や不安を感じる必要のない場面で恐怖を感じるなど、認知のゆがみ(社会や人に対する、現実とは違った認識を持ってしまうこと)が見られるという点で共通しており、治療には「認知行動療法」が有効であるとされています。

たった一人の誰かに「嫌い」と言われて、「みんなが私を嫌っている」と思い込んでしまうのが認知のゆがみ。

認知行動療法は、「たまたまその人が私を嫌いと言った。世の中にはたくさんの人がいて、嫌われることもあれば好かれることもある」と、認知のゆがみや思い込みを正常化し、行動によって確認していく方法です。

ただし、重症なうつ病などにおいては、薬と食事指導からの治療が有効であるケースもあります。

原因も違い、症状も似ているようで実は大きく違う、うつ病と不安障害。

症状をよく見極めて正しく理解し、正しい治療を受けることが大切です。

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