【嘘つきの心理】ショーンK、佐村河内守…人はなぜ嘘をつくの?

ここ数年で急にメディアでよく見かけるようになった謎のコメンテーター、ショーンKことショーン・マクアードル川上氏。

そして『現代のベートーヴェン』とまで言われ、長年にわたって国内外の多くの人々をだまし通し、ウソがバレた時には世界中から悪い意味で大注目を浴びてしまった佐村河内守(さむらごうちまもる)氏…。

大のオトナがなぜ、いつか必ずバレるであろう大ボラを平気でついてしまうのでしょうか…?

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うそをつく心理

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引用元:http://pinknoheya.com/

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引用元:http://bukky-news.blog.so-net.ne.jp/

ショーンK氏や佐村河内氏に限らず、人間は生きている限り毎日ウソをつきます。

小さなウソや自覚のないウソまで含まれば、人は1日に何度もウソをついているとも言われています。

美容院に行ってきた同僚に、内心「失敗パーマ!?」と思いながらも「ステキ、似合いますね!」と言ったりするのは、社会性を保って人間関係を崩さないようにするためと、相手を傷つけないためのウソ。

子供が親に「宿題は済んだの?」と聞かれて、「うん、終わった」と答えるのは、怒られないようにするためか、親にカッコ悪いところを見せないためのウソ。

私には二人の小学生の子供がいますが、二人ともお絵かきが大好きで、よく絵を描いて私に見せてくれます。

子供が描く絵ですから、正直を言えばへたっぴです。

でも、私はいつも「すごい!上手!」とウソをつきます。

ここでもし私が「顔のかたちがゆがんでいるし、腕と足の角度が不自然で、目も左右が非対称。それにまゆ毛がないからオバケみたい」などと、思った通りのことを言ってしまったら、子どもたちはショックをうけ、二度と絵を描きたいと思わなくなるでしょう。

子供の自信を育てるためと、親子の人間関係を保つための、母親としてのウソです。

このように、人はなにかにつけて嘘をついているのですが、このようなウソは「ウソである」と証明できないし、多くの場合誰にも迷惑をかけないので、証明する必要もありません。

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大人になってもわかりやすいウソをつき続けるのはなぜ?

上記のような、人間関係を円滑にしたり、誰かを成長させるためだったり、自分を守るため・社会生活を潤滑にするためのウソの以外にも、自分を大きく見せて注目してもらうためのウソがあります。

ショーンK氏の高校時代のあだ名は「ホラッチョ川上」でした。

「ホラッチョ」は、嘘つきを意味する熊本の方言だそうです。

「本名は川上伸一郎で、ショーン・マクアードル川上という名前もウソだった!」と報道されていますが、事務所によるとこれはあくまでも”芸名”とのこと。

お笑い芸人・じゅんいちダビッドソンの本名は内海潤一で、ハーフじゃなかった!

…というのと同じってことみたいです。

一方、佐村河内守氏の高校時代の同級生によると、佐村河内氏は「他行の生徒をボコボコにした」とか「中学で番長だった」というような、自分を大きく見せるためのわかりやすいウソをよくついていたそうです。

こういったウソをついてしまう原因として考えられるのは、自分を大きく見せて人から称賛を浴びたいという心理です。

たとえウソでも、他人から「スゴイ!」「ステキ!」と称賛されれば、脳が快感をおぼえ、またその快感を得ようと、もっと人を驚かす大きなウソをつくようになります。

「人から一目置かれたい」という心理は多かれ少なかれ誰の中にもあるものですが、ほとんどの人は大人になるまでの間に、「わかりやす過ぎるウソ、ばれるかもしれないウソはあとあと面倒なことになる」ということを学習していきます。

大人になってもウソをつき続けるのは、ウソがばれた時の危機感よりも、ウソをついて得られる快感の方がはるかに大きく、やめられなくなってしまっているのかもしれません。

ホラ吹きが嘘をつくのは、幼い頃に身につけた生きるための手段?

ホラ吹きの人が嘘をつき続けるのは、それ自体がその人の生きる手段であった可能性があります。

子供の頃、厳しい家庭環境で育ち、親が理想とする子供にならなければ罰を与えられたり、厳しく叱られるような幼少期であった。

優秀な親や兄弟がいて、よく比較され、「お兄ちゃん(お父さん)は良くできるのに、どうしてこの子は…」などと言われて育った。

実力以上の期待をかけられ、努力だけでは期待に追いつくことができなかった。

…などのように、何か自慢できる部分がないと生きづらいという環境で育つと、嘘つきになってしまうことがあります。

そのような厳しい家庭では、頑張ってほめられるような結果を出しても、さらに成長することを求め続けられるため、どんなに頑張ってもキリがなく、ウソをついた方が楽だ、と学習してしまうことも…。

中身が伴わないのに自分を大きく見せなくてはならない

バレることもあるけれど、中にはウソを信じて称賛してくれる人もいる

そんな中で、ウソをつき続けていくうち、ウソの精度が高まり、どんなウソなら人は騙されてくれるのか、どんなウソなら称賛されるのかを学びながら大人になってしまったのかもしれません。

嘘つきは治らない?

「三つ子の魂百まで」と、昔の人はよく言いました。

3歳までに身についた人格は百歳まで変わらないという意味ですが、現在でも、性格が変えられるのはせいぜい20歳くらいまでであり、その後は人間は変わることができないとも言われています。

ですから、40代、50代になるまで巧みなウソで世間を渡り歩いてきた人が、今さら治すのは難しいのです。

ただし、自己愛性パーソナリティ障害などの精神障害が原因で嘘つきになることもあり、そのような場合は、治療によって治るケースが無いわけではありません。

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ふたりの共通点

ショーンK氏も、佐村河内守氏も、あれほどまで社会的知名度が上がる前に誰も見抜くことができなかったのは、よく調べもせずもてはやしたメディア等の責任も大きいと思いますが、二人とも、とても頭が良いという共通点もあるようです。

頭が良くなければ、あれほど巧みに世の中を騙すことはできませんからね。

さらに共通点をあげるなら、二人ともヒゲをはやしています。

「男性がヒゲをはやすのは、何か隠したいことがあるから」という説もあります。

ひげやサングラスで本当の自分を隠そうとしていたのかもしれません。

ショーンK氏と佐村河内守氏・その後の対応と世間の反応に大きな違い

ウソで世間をあざむき、かりそめの地位と名声を得ていた二人ですが、詐称が発覚した後の対応と世の中の反応には大きな差があるようです。

発覚後も、「本当に悪いのは新垣隆氏」とでも言いたいのかと思わせる発言や、「あくまでも聴覚障害者であることは本当」という姿勢を崩そうとしないところなどに反感を持った人は多く、記者会見の後も叩かれまくりでした。

これに対しショーンK氏は、全てのメディア出演を自ら降板した上で、深く反省しているであろう気持ちが切々と伝わってくる音声コメントを発信しています。

このコメントに対して、メディアをはじめとする世間は好意的にとらえ、応援する声の方が多くあがっているようです。

今後のふたりがどのような運命をたどっていくのかはわかりませんが、大きなウソはばれた時にまわりの人が多大な被害を被るので、しっかりと反省し、まじめに正直に生きて行ってもらいたいものです。

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2016-03-17 【嘘つきの心理】ショーンK、佐村河内守…人はなぜ嘘をつくの? はコメントを受け付けていません。 パーソナリティ障害