ケリーマクゴニガル氏のストレスコントロール:世界一受けたい授業

以前から、ストレスをネガティブに考えないことが大切であるという事を研究し続けてきたケリー・マクゴニガル氏が、「世界一受けたい授業」にご出演。

なくそうとしてもなくせるものではないストレスを、どのように自分の味方にするかを教えてくださいました!

スポンサーリンク



ストレスは実は強い味方!ストレスで長生き!?

ケリー・マクゴニガル氏のストレス研究により、ストレスは決して排除するべきものではなく、上手にコントロールすることが、健康的に長生きする秘訣であるという事がわかってきています。

0518

<ケリー・マクゴニガル氏に関する過去記事>
ストレス・イライラにはポジティブな効果・メリットも!

ストレスそのものより、ストレスが体に悪いと思う事が悪影響!?

 
マクゴニガル氏らによる3万人を対象にした研究では、「ストレスが体に悪い」と思い込むだけで、死亡リスクが43%も上がるということがわかっています。

 

スポンサーリンク




 

ストレスはあった方が良い!心理学のマインドセット

マクゴニガル氏によると、「ストレスはあった方が良い」と思い込んで受け入れるというマインドセットをすることで、ストレスを味方につけることができます。

思い込みの力はあなどれないのです!

 

思い込みでダイエットできる!?

米国ハーバード大学による面白い実験結果があります。

あるホテルの女性客室係(ホテルの清掃などの業務員)は、1時間に300キロカロリーも消費する仕事をしているにもかかわらず、太った人が多かったそうです。

アンケートでは、客室係の多くが「自分は普段まったく運動していない」と思いこんでいました。

そこで、「客室係の仕事は立派な運動になっている!」という事実をあらためて教えたところ…。

0572

4週間後、客室係の女性たちの体重と体脂肪率が減少していたのです!

 

思い込みで寿命が延びる!

「年齢を重ねるごとに知識や経験が豊かになる!」と、ポジティブに思い込める人と、「自分は役立たず」などのように、ネガティブに思い込む人とでは、寿命に8年もの差があることがわかりました。

ネガティブなマインドの人は、「どうせ歳をとったら健康にはなれない」と思い、運動などをしなくなります。

0570

ポジティブな人は、「やればできる!」と、健康のために運動を続ける人が多く、長生きにつながるそうです。

0571

 

ストレスを受けた時の身体の反応とマインドセット

人は通常、ストレスを受けると心臓の血管がギューッと収縮します。

こうなると、胸が苦しくなります。

0383

ところが、「ストレスは大切なものなのですよ」と教え思い込ませると、ストレスを受けて心拍数が上がっても、血管の収縮がみられなくなるのです。

 
「思い込み」を使って良い方にマインドセットするだけで、血管をはじめとする体の反応まで変えてしまうことができるということですね。

 

ストレスに強いのは男性?女性?どっち?

一般的に、女性の方がストレスに強いと言われています。

 
マクゴニガル氏によると、

「女性は社会的につながる事が上手で、気持ちを楽にしようとする本能がある」のだそう。

0069

女性はストレスを受けると、誰かに話したがります。

女性は、しゃべることで心臓をダメージから守り、免疫機能を高める能力が高いのです。

 

母親から引き離された子ザルは物おじしなくなる!

母親から少し引き離して育てられた子ザルは、ずっと母親に守られて育った子ザルより、物おじしなくなるということがわかっています。

0575

母親と引き離されたことによるストレスが、不安な気持ちを抑える脳の前頭前野を発達させたと考えられます。

ストレス体験から、強く育ったという例ですね。

 

ストレスは無い方が危険!?

定年退職後のリラックスし過ぎた緊張感のない生活は、うつ病を発症するリスクを上げると言われています。

ずっと家にいてリラックス状態にどっぷりつかっていると、自律神経の中でも副交感神経が優位な状態が続きます。

そうなると、血管はずっとユルく開いたまま。

血管が収縮することがない上に、外出しないので運動もしない生活が続きます。

0577

これではどんどん血流が悪くなってしまい、うつ病のリスクが上がってしまうのです。

 

ストレスでドキドキするとテストの点が上がる!

テスト中の生徒のアドレナリンの量を調べたところ、アドレナリンの分泌量が多く緊張している生徒の方が、成績が良かったという結果が出ています。

緊張したり興奮したりする時に出るアドレナリンには、五感を研ぎ澄ませて意識を集中させる効果があるのです。

0574

もし、テスト前に不安になってドキドキしてしまったら、「今日はストレスがあるからうまく行く!」と思い込むようにしましょう。

 
ストレスがあっても、それを前向きに良い方にとらえることが大切なのです。

チャレンジしようとする人は、緊張して鼓動が早くなっても、血管が収縮せず、全身にエネルギーが送られ、アドレナリンが分泌しやすくなり、昂揚感を得られるのです。

自分の強みをよく認識し、自信を持って挑むことが大切です。

0573

 

つらいことがあっても早く立ち直る方法

つらいことがあってストレスを受けても、早く立ち直る方法があります。

それは、人のために何かをするボランティア活動をすること。

自分がつらい時にこそ、人のためになる何かをする。

災害や事件などで自分自身も傷ついている状況の中、自分以外の人のためにボランティア活動をした人の方が、PTSD(芯的外傷後ストレス障害)からの回復が早いということがわかっています。

0576

人のために何かをすることによって、オキシトシンという幸せを感じるホルモンが分泌されるのです。

オキシトシンには、恐怖心を鈍らせて勇気を出させる効果があります。

 
ニューヨーク州立大学バッファロー校の調べによると、ボランティア活動経験者は、経験のない人と比べて、死亡率が低いこともわかっています。

情けは人のためならず(=自分のためである)という格言が、科学で証明されたという事ですね。

 
ストレスを上手に味方につけ、ポジティブな人生を送りましょう!

 

スポンサーリンク


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ストレスマネジメントへ
にほんブログ村


ストレス ブログランキングへ
2016-04-04 ケリーマクゴニガル氏のストレスコントロール:世界一受けたい授業 はコメントを受け付けていません。 うつ病 ストレス発散